事業内容
Boxes and flexible packaging materials

Box and rotogravure printing

パッケージ

特徴
  • 昨今の包装資材全般における「脱プラ」の流れから紙製品の役割が大きくなっています。
  • お客様の商品(内容物)に合わせて、「素材」「形状」「デザイン」をご提案させて頂きます。

製品完成までの流れ

step1
ヒアリング(打ち合わせ)

お客様の「求められる機能・条件・想い」を主軸に、素材・形状・仕様・デザインを決定します。

step2
デザイン

お客様の「要望・想い」を充分に聞き取りデザインに落とし込みます。

step3
校正

原寸形状見本にて現物に近い形で確認することも可能です(印刷はインクジェットプリント)

step4
印刷

オフセット印刷、UVオフセット印刷等 素材により印刷方法を選択します。

step5
後加工

箔押し・穴あけ(窓開け) 等 必要な加工を追加します。

step6
検品

目視検品にて不良品を排除します。

step7
梱包

輸送事故が起きないよう丁寧に梱包します。

step8
出荷

自社便・運送便にて配達・出荷させて頂きます。

パッケージの役割

  1. 内容物の品質を保持する役割(保護機能)
    生産から消費までの段階で内容物が受ける環境変化によるダメージから守り、品質を保持します。
  2. 流通や保管の効率を高める役割(流通、販売上の利便機能)
    商品を運びやすくしたり、見分けやすくしたりと、輸送や保管、陳列といった作業効率を大きく向上できます。
  3. 情報を伝達し販売を促進する役割(情報機能)
    パッケージデザインで内容物を特定できたり、商品を魅力的に見せることができます。

材質

内容物、物流、商品価値 等より材質を決定します。

トムソン箱 貼箱
コートボール、カードB、色板紙 チップボール、ファンシーペーパー

形式

内容物、取り扱い方法 等により形式(形状)を決定します。

箱の形式

キャラメル式

ジゴク底

スリーブ箱

ワンタッチ底

N式箱

ギフト箱(身・フタ式)

貼箱

フタ・身式

印籠式

ブック型

加工

印刷面の保護、商品価値の向上目的 等より加工(表面加工)を追加します。

表面加工

印刷面の保護だけでなく質感を向上させたり耐水性を持たせることも可能です。

光沢
ニス・ビニール
強光沢
プレスコート
マット
マットニス・マットビニール
PP貼
ラミネート・マットラミネート
耐水
耐水ビニール
箔押し

メタリックフィルムを用いる事で光沢のあるデザインに仕上がります。デザインのワンポイントアピールにも適しています。

エンボス

浮出加工とも言われ凹版と凸版で紙などを挟み込むことでデザインを浮き出す加工です。
浮出加工は元の高さよりも実際に浮き出ているので、見た目だけでなく触感に訴えることも可能です。
箔押加工と組み合わせることによって味わいのある奥深い仕上がりとなります。

窓開け(フィルム貼)

パッケージの中身が見えるように加工します。

その他

内容物保護 等の「緩衝材・中仕切り・発送用段ボールケース等」も合わせて提案させて頂きます。

Flexible packaging materials

商品に求められる条件をお客様とのヒアリングから構築し、内容物に適した素材を選定した上で、デザイン・意匠性・使いやすさを提案させて頂きます。

製品完成までの流れ

step1
ヒアリング(打ち合わせ)

お客様の「求められる機能・条件・想い」を主軸に、素材・形状・仕様・デザインを決定します。

step2
デザイン

お客様の「要望・想い」を充分に聞き取りデザインに落とし込みます。

step3
校正

ミマキによる透明フィルム出力にて現物に近い形で校正することも可能です。

step4
印刷

グラビア印刷・フレキソ印刷 等素材により印刷方法を選択します。

step5
後加工

ラミネート・スリット・製袋・箔押し・穴あけ 等 必要な加工を追加します。

step6
検品

印刷欠点検出装置・目視検品にて不良品を排除します。

step7
梱包

輸送事故が起きないよう丁寧に梱包します。

step8
出荷

自社便・運送便にて配達・出荷させて頂きます。

包装フィルムの役割

  1. 食品の品質を保持する役割(保護機能)
    生産から消費までの段階で内容物が受ける環境変化によるダメージから守り、品質を保持します。
    防湿 湿気を防止します。
    酸素バリア 酸素透過率を抑え、酸化を防止します。
    遮光 光を遮り、紫外線等から変色を抑えます。
    保香性 香りを保ちます。
  2. 流通や保管の効率を高める役割(流通、販売上の利便機能)
    内容物を運びやすくしたり、見分けやすくしたりと、輸送や保管、陳列といった作業の効率を大きく向上できます。
  3. 使用時の利便性を高める役割(消費上の利便機能)
    保存が可能なチャック付きの袋、電子レンジへの対応、取り出しやすい形状など、使いやすい梱包にすることでより便利に使えるようになります。
  4. 情報を伝達し販売を促進する役割(情報機能)
    パッケージデザインで内容物を特定できたり、商品を魅力的に見せることができます。

    包装フィルムはそれぞれに特徴があり、内容物に合った方法で包装する必要があります。包装したフィルムが適さない場合、内容物が腐ってしまったりカビが生えたりと品質低下を招きます。さらには、包装に穴が開くようなリスクも起こります。消費者に安心安全な商品を届けるためにも、包装フィルムの選定は重要です。

内容物・保存期間(賞味/消費期限)・輸送・デザイン等より材質を決定します
材質

食品包装に使われるフィルムはさまざまで、それぞれ異なる特徴を持っています。
フィルム単体で使用できる材質もあれば、異なるフィルムを貼り合わせて機能性をアップさせることが出来ます。主な材質の特徴を抑えておけば、包装フィルムの選定に役立ちます。

OPP
(二軸延伸ポリプロピレン)
ポリプロピレンの一種であるOPP(二軸延伸ポリプロピレン)は、耐熱性・防湿性・引張強度に優れ、透明度が高いフィルムです。
CPP
(無延伸ポリプロピレン)
OPP同様ポリプロピレンの一種であるCPP(無延伸ポリプロピレン)は、防湿性・耐熱性・耐摩耗性・ヒートシール性に優れているのが特徴です。
単体では主に麺やパン袋に使用されていますが、OPPやPETなどのフィルムと貼り合わせたラミネート袋にも使用されます。
PET PETボトル素材として身近なPET(二軸延伸ポリエステル)。耐水性・耐熱性・耐寒性・耐薬品性に優れ、透明性の高い材質です。
LLDPEやCPPと貼り合わせたラミネート品や、冷凍・ボイル・レトルト対応の食品袋にもに使用されています。PETの特徴は保香性に優れ、コーヒーや香辛料の包装に最適です。
HDPE
(高密度ポリエチレン)
HDPE(高密度ポリエチレン)は、耐水性・耐酸性・耐アルカリ性・耐衝撃性・耐寒性・防湿性があり、ある程度の強度はありますが、突き刺しには弱い性質を持っています。
レジ袋やスーパーのロールポリ袋等、主にフィルム単体で使用されています。
LDPE
(低密度ポリエチレン)
LDPE(低密度ポリエチレン)はHDPEと同様に、耐水性・耐酸性・耐アルカリ性・耐衝撃性・耐寒性・防湿性があります。
ヒートシール性に優れており、フィルム単体ではポリ袋に代表され、ゴミ袋や軽包装ポリ袋などに使用されています。ガス遮断性・耐油性・耐熱性はよくありません。
LLDPE
(直鎖上低密度ポリエチレン)
LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)は「リニアローデン」や「LL」と呼ばれます。
ヒートシール性や耐衝撃性に優れており、ONyなどの他素材と貼り合わせたラミネートフィルムに多用されます。ラミネートに使用されるPEは、ほぼLLDPEです。
ONY
(二軸延伸ナイロン)
ONy(二軸延伸ナイロン)は、耐衝撃性・耐熱性・耐寒性・突き刺し強度に優れたフィルムです。食品用では汎用性の高いナイロンポリ袋に使用され、真空や液体の食品包装にはONyが使われていることが多く、他素材とラミネートすることで、冷凍食品やボイル・レトルトにも対応できます。
バリア性を持たせたバリアナイロンや、塩化ビニリデン(PVDC)をコートしたKナイロンも、ラミネート袋に多用されています。
AL
(アルミ箔)
アルミホイルの素材で身近なAL(アルミ箔)は、遮光性・保香性・耐熱性に優れ、包装フィルムの中でも非常にバリア性の高い材質です。
酸素や水分を通さないので、ガス充填包装や脱酸素包装などに使用されます。LLDPEやPET、CPPなど他のフィルムと貼り合わせ、レトルト対応のラミネート袋として使用されます。
蒸着フィルム
(アルミ蒸着、透明蒸着)
CPPにアルミを蒸着させ、ガスバリア性・防湿性・保香性を持たせたフィルムがアルミ蒸着CPPです。
銀光沢で透明性はなくなりますがデザインをメタリック調に表現することができます。
透明性を持たせた透明蒸着フィルムはPETやONYに酸化アルミやシリカを蒸着させたものです。
ALフィルムに迫るハイバリアなグレードもございます。

内容物・保存期間(賞味/消費期限)・輸送・デザイン等より材質を決定します
形状

溶断

合掌貼

ガセット

カマス

スタンド

二方開き(バーガー袋)

三方袋

平版(シートカット)

袋形状・陳列方法・利便性 等より追加加工をします
加工

ノッチ 袋を開封しやすくする切り口をつけます。
素材によりVノッチ・Uノッチ・Iノッチ 等を選定します。
チャック 繰り返し開封できるようにチャックをつけます。
内容物や開封のしやすさ等を考慮しご提案させて頂きます。
Rカット 袋同士の衝突によるピンホール防止の為に袋の角を丸く落とす加工です。
穴あけ(フック穴) 壁掛け陳列に対応する為の穴あけ加工です。
微細穴あけ(レーザー) 包装に通気性を持たせる加工です。
米袋の空気抜き等に使われています。
ヘッダーシール アイキャッチの為、袋の上部を広範囲でシールします。
四方柱シール ガセット袋(マチ付き袋)の横4カ所をシールして自立性を高めます。
舟底シール ガゼット袋の底部を船底シールするこにより、袋の自立が安定します。
変形背張り(位置ズラシ) 印刷面を広く取る為に背張り位置をズラシます。

袋の利便性向上の為、特異性のある材質を選定します
利便性

易カット 非力な方でも開けやすいように素材から選定できます。
直進カット性 開封時にまっすぐ切れるような性質をもったグレードもあります。
イージーオープン(易開封性) プラスチック容器のフタ材で多く使用されています。
(豆腐・ゼリーなど)

プラスチック製品でも環境対応は可能です
環境対応

バイオマス素材 植物由来の素材を使用しています「トウモロコシ」や「サトウキビ」等から作られています。
バイオマスインキ 綿、パルプ、米ぬか、植物油、被子植物の種などの生物由来の資源から成分を抽出して製造したインキです。
含有率(乾燥重量比)10%以上がバイオマスインキとして認定されます。
薄肉化 特殊素材により強度を維持したままフィルムの厚みを薄くすることが可能です。
単一素材化(モノマテリアル) 材質を単一化することによりリサイクルしやすくなります「脱アルミ」からも注目されています。